活動の紹介
 設立当初は、宮川村林業振興協議会の会議などに、参加させていただいていました。  しかし、その活動もつかの間、宮川村は台風による大変な被害を受けてしまう事になります。  活動は、一時中断されましたが年末には宮川村から杉の間伐材を利用した応急仮設住宅の企画・検討の協力の要請がありました。  これは実際、宮川村に建設されたプレハブの応急仮設住宅を見た役場の方がその悲惨な生活環境に見かねて発案された企画です。  木でつくる事によって既製品のプレハブにはない癒しの空間が生まれます。当然、間伐材の利用促進にもなります。  さらには、離れ、趣味の部屋など応急仮設住宅以外の用途への展開も考えたいとの事でした。  こういった要望を受け「宮川杉の会」と宮川森林組合、宮川村の3者で検討を重ね、宮川杉による落とし込み板壁の仮設住宅のプランが出来上がりました。
 この応急仮設住宅は6坪の具体的なプランとなり、平成17年11月13日の宮川村山村フェアで実際に建設されました。  この案をベースに宮川杉の会の3人のメンバーで県の「木で造るキットハウス設計提案」にも応募し“優秀賞”をいただきました。
 「宮川杉の会」から始まった実務への取り組みもご紹介しておきます。  宮川森林組合の方と顔の見える関係になれたということは木造塾の塾生である設計者、工務店、大工にとっては大きな収穫でした。  木材の調達・製材を依頼するにもお互いの意思の疎通の度合いが高ければより安心感を持って取り組めます。  また、問題点などのフィードバックも確実に行えるため、次回へ向けてのノウハウの蓄積も可能となります。  こういった関係の中ですでに宮川杉を使った木のすまいも数棟の実績が出来てきました。

 

設立の経緯
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